川根小山駅
アプト式で有名な路線ですが、全線にわたって多くの秘境駅があることでも知られています。
古くから電力開発で発展した大井川水系。
井川線もダム開発のための鉄道であり、井川線と水力発電は切っても切れない関係にあります。
ここ川根小山駅も近くにも、日本最古の水力発電所といわれる、日英水電㈱小山発電所跡があります。明治43年につくられた発電所で、日本最古といわれています。
川根小山駅のホーム。 狭いですね笑
両方の線路に車両が来るとどうなるのか笑
そんなこんなしてると、井川行きの列車が……
と思えば反対ホームには千頭行き列車も……
この駅で列車交換をしているんですね。
今は珍しい、客車列車が交換する秘境駅。
列車が去ると、鳥の鳴き声だけが聴こえます……
小和田駅の夕暮れ
2021.12.11
飯田線を辰野方面から3時間強。
飯田線最強の秘境駅、小和田駅に来ました。
ホームに降りたのは自分を含め5人ほど。皆さん次々と小和田駅の写真を撮っていらっしゃいます。
おそらく皆さん10分後にくる逆向きの列車に乗るようで、駅の写真を急いで撮られていました。
自分は乗る予定の列車まで1時間以上あるので、ゆっくりと駅を探索することに……
古い木造駅舎が良い味を出しています。
駅舎の中も非常に良い雰囲気があり、時が止まったかのようです……
駅前は坂になっており、少し下がった場所からみる駅舎もなかなか………
駅の下の方には廃集落が広がっており、、、
夕方に来ると、怖さ倍増ですね笑笑
そして、小道を進むと……………
かの有名な小和田駅のミゼットが！！
結構荒れてますね…… タイヤもなくなってます……
いや、近くに転がってました笑笑
全体的にモノが散らばっていて、、結構古いものも…
また、ミゼットが転がってました。
このミゼットたち、佐久間ダムによって小和田駅に繋がる道が無くなる前に連れてこられたという説が知られていますが、実はその道が無くなった時にはまだミゼットが発売されてない年だったらしく……
聞くところによると、飯田線の貨物列車に載せて持ってきたという証言があるそうです。
ミゼットたちに直接聞いてみたいです笑
どうやってここまで来たの？って、、、
12月なので、日が沈むのも早く、駅に戻ってきました。
実はこの日、私の誕生日直前で、18歳で18きっぷを使うほぼ最後の日だったんですよね……
なんだか寂しい駅でしたが、特別な駅になりました。
駅の写真なんかを撮ってると、遠くから電車の近づく音が…
次に乗る予定の列車がやってきました。
私が列車に乗り込むと、小和田駅はまた、次の旅人を待ち始めました。
交通の要衝 柘植駅
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山を越え、降り立ったのは関西本線と草津線の分岐点柘植駅です。
かつて名阪間を結ぶ大動脈として多数の旅客、貨物が行き交い、その重要拠点として栄えた柘植駅。今はローカル線の乗換駅として第二の人生を歩んでいます。
２番線から亀山行きのディーゼルが発車。
写真右側１番線には加茂行きが、左３番線には草津行き１１３系電車が停車中です。 ローカルな雰囲気がたまりません。
古いこ線橋に113系、時の流れがゆっくりとしています。
その古いこ線橋に上がってみると。。。。。
お？？？ なんかいるぞ？？
忍者です（笑）
伊賀の忍者伝説で有名な関西本線沿線。駅のあちこちに忍者がいました。
この広い駅構内を見ると、昔の繁栄が思い浮かびます、、
優しい時間が流れる素敵な駅でした。
